放射線室では、様々な装置を用いて身体各部を画像化し、診断・治療に役立つ医療情報を提供しています。患者さんの安全・快適・満足を最優先にした放射線診療をめざし、患者様が安心して受診・検査が出来るよう常に心がけています。
主な業務は各種装置での撮影及び画像解析、撮影補助を行っています。更に撮影した画像は画像通信システムによって、すぐ医師の元へ配信され撮影から診断までの時間を最小限にしております。
従来の装置と比較し、短時間・高画質・低被ばく検査が可能な80列マルチスライスCTを導入しています. 検査時間が平均2、3分と大幅に短縮されたことで、患者様の検査の苦痛が軽減されるほか、病変の検出性能も高くなり、頭部・胸腹部・血管・骨系など様々な部位に対する疾患の診断に大きく貢献できるようになりました。また画像を様々な断面・3Dで表示することで患者様にも分かりやすい画像を提供することができます。
80列マルチスライスCT
女性の方には是非、一度検査して頂きたいのが骨密度測定です。「骨粗しょう症」という言葉を聞いたことがある方は多いと思いますが、人間の骨格である骨そのものが若さを保ったままでいるのか? あるいは、スカスカな骨でちょっとした尻餅で骨折してしまう危険があるのか? を実際に前腕(橈骨)の骨密度を測定し現在の皆様の骨の健康をチェックすることができます。
検査は簡単で、“約15秒、腕を測定器の中へ入れるだけ”、脱衣や着替えの必要は全くありません。
血圧測定と同程度の簡単さです。結果もすぐ解り、「骨粗しょう症」の予防、改善の目安になります。
男性の方や特にお若い女性の方も、お気軽に担当の医師、看護師または技師のほうまでお尋ねください。
骨密度測定機器DXA
当院では撮影にFPD(フラットパネルディテクター)を導入しております。
特徴
1 被ばくの低減が可能
2 撮影時間の短縮
3 高詳細な画像でより正確な診断
4 撮影時の身体的負担を軽減
一般撮影 FPD
FPD搭載型X線透視装置を使用し、撮影した画像をモニターで確認しながら血管造影・消化管・泌尿器検査及び嚥下造影などの各種検査を行っております。